簡単にいうと、企業が新しい事業を行う際に、ビジネスプランを作成して役所に申請し、承認が得られた場合に、様々な公的支援を受けられる制度のことです。
かつて、中小企業であれば誰でも支援してもらえる時代がありました。中小企業は、小さくて弱い立場であり、とにかく支援してあげましょうという国の方針があったからです。
しかし、中小企業支援の財源が、国民の大事な大事な税金であることを考えれば、このような甘い政策がいつまでも続くわけがありません。近年になって、国は方針を変えました。もはや中小企業だからという理由だけで救済するわけにはいかなくなったのです。
支援する価値のある「がんばる中小企業」のみを選択し、集中して支援する。中小企業支援はまさに「選択と集中」へと方針転換されたのです。
それでは国は、やる気のある中小企業とそうでない中小企業をどうやって見分けるのでしょうか?全国に470万社もある中小企業の中から、やる気のある中小企業だけを選別して支援していくためには、なんらかの判断基準が必要になってきます。
そこで導入されたのが、「経営革新計画承認制度」です。経営革新を申請し、国に承認された中小企業が、いわゆる「がんばる中小企業」として、支援策の恩恵を受けることが可能になったのです。
要するに、経営革新の承認を得るということは、国から「あなたはやる気のある中小企業だから、税金を使ってでも支援してあげますよ」と、がんばる企業の太鼓判を押されるということなのです。